フルーツバス停にクリスマスツリー出現!?

CONA MAGA-小長井マガジン vol.30発刊

小長井、牧地区の旧セブンイレブン近くにある、平原のメロンバス停。
向かいにはイチゴのバス停と小長井町内のフルーツバス停マップがある、人気の撮影スポット。

最近そちらを通られた方はもしかしたらお気づきかもしれませんが、、、
両脇にクリスマスツリーが設置されてるのはご存知ですか?

『クリスマスという年に一度のイベントに、フルーツバス停をクリスマスバージョンにできないか?』

その想いはさかのぼること4年前。
ウエッキーが普通の植木勇次だった頃に小長井の若手事業者と結成し、『フルーツバス停フォトコンテンスト』などで時の人となっていた『小長井楽しむぞ!プロジェクト』の中で「イルミネーションで彩って点灯式をしてみたい!」と話が持ち上がったのが始まり。

同プロジェクトは惜しまれつつも休眠、自然消滅という形になりましたが、、、
ウエッキーの幼馴染のゆたぽん(“凸”の方)の小長井カムバックをきっかけに結成した『こながい町おこし隊』がその想いを引き継ぎ、悲願を達成するべく動き出しました。

しかし、課題は山積み。。。

イルミネーションの電源をどうやって確保するか、
そもそもフルーツバス停自体へのイルミネーション取り付けは夜は綺麗に見えても、昼間は写真を撮る人たちにとって景観を損ねるものになるのでは?

点灯式だけではもの寂しいので、何か他のイベントを抱き合わせる必要があるのでは?

そして一番重要な課題が「リソース不足」。

12月は漁師で牡蠣の養殖を行うウエッキーとツヤちゃん、みかんの最盛期で収穫とお歳暮の発送に飲み込まれるみかん農家のヒロカッパン、他のメンバーも年末はやることだらけで人っこ一人余裕がない状態。

「準備期間もなかし、今年は見送って来年しっかい準備してやろうかね。」

やりたい気持ちを抑えつつ、しぶしぶ受け入れた隊員一同。

に見えたが、、、

一人、どうしても承服できない男がいました。

ゴールデンコンビの“凸”の方、バヌ熱男ことゆたぽん。

「一年に一回しかできないのに、何もせずにやり過ごしていいのか?」
「こじんまりでも試してみること、種を蒔くことで来年もっと大きいことができるようになるんじゃないか」

そして何より、「何もしないままで後悔しないのか?」

答えはNO。

波風立てる覚悟で提案したのが

「イベントまではしなくとも、イルミネーションの代わりにクリスマスツリーを設置するなど、すぐに実施できそうな形でなにかしらせーへん?それをベースに来年もっと面白いことやらへん?」
(演出上、関西弁ですが実際は小長井弁です)

みんなも何かしたい気持ちを胸に秘めていたので、全員一致で可決!

景観を損ねることも、誤ってフルーツバス停を傷つけることもない。
ベストな代替案で万事解決!

に思われたが、、、事件はまだ終わりません。

「そもそもクリスマスツリーはどうすんの?」

。。。

確かにww

クリスマスまで1ヶ月半ほどと時間もあまりなく、悠長にしてられない。
何か策を練って動き出さねば!

そこで次に思いついたのが、

「どっかに眠ってるツリーがあるのでは?」

思い立ったが吉日、すぐに行動せずにはいられないゆたぽんが、早速インスタグラムのストーリーズでツリーの募集↓

しかしそう簡単に見つかるはずはなく。。。

ないからといって諦めるのは早すぎる。

「無いものは無い!!!」

ワンピースの心の師匠、元七武海の「ジンベイ」兄貴の名言が心に突き刺さる。

そこからゆたぽんがググりにググる日々(Google大先生で調べまくる)。

夜なべに夜なべした結果、、、コスパ最強のクリスマスツリーを発見!!!

言い出しっぺでもあるし、とにかくやりたい気持ちしかない。
ならばツリー代ぐらい自分で出したる!!!

しかしそこに手を差し伸べたのは仲間たちでした。

ジンベエ:「お前にまだ残っておるものは何じゃ!!!」

ルフィ:「仲間がいるよ!!!!」

あの名シーンがリアルに再現された瞬間でした。

クリスマスツリー代はその後に控えていた三十路苑もみじまつり2022やルノンマルシェ in 諫早駅の利益からまかなうことになり、晴れて購入。

しかしその数日後、「自宅に眠ってるクリスマスツリーを使って欲しい」との有難いお申し出!

これが後の伝説に語られる、『平原メロンバス停の風神雷神』が誕生した瞬間でした。

長々と書き綴ってしまいましたが、設置状況やこながい町おこし隊の新秘奥義は コチラ からチェケラー↓↓↓

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